アメリカシロヒトリアメリカシロヒトリは1940年代後半に北アメリカから日本へ上陸してきた蛾の一種です。 最初は関東地方から侵入し、現在では本州、四国、九州に分布する街路樹、庭木、果樹を丸坊主にしてしまう、 大変被害の大きい注意すべき害虫です。アメリカシロヒトリの駆除対策は大きな課題です。 スポンサードリンク アメリカシロヒトリの害蛹の状態で冬を越し、5月初旬頃に第1回成虫が羽化します。幼虫はまず、サクラ、プラタナスなどの主に広葉樹の葉を食害し、樹皮の割れ目の中で蛹になります。 アメリカシロヒトリの年間の発生回数は2〜3回です。甚大な被害をもたらすアメリカシロヒトリが3度も発生する、 という事は樹木と生活を共にし、それを生業としているものにとっては、本当に頭の痛い問題です。 アメリカシロヒトリは幼虫の成長速度がおどろくほど速いので、いったん寄生されてしまうと、 樹木の被害も一瞬の間に進んでしまいます。このスピードは他の害虫と比べてもかなりのスピードです。 多発すると、周辺一帯の樹木が短期間のうちに丸ボウズにされてしまう事もあります。 (アメリカシロヒトリ自体は、トゲや針などでの毒を持っている事はなく、人を刺すことはありません。)
アメリカシロヒトリ:害虫駆除の対策アメリカシロヒトリ対策:その1 耕種的防除まだ幼虫が小さいうちに、樹木等の葉にできた「巣網」を枝葉ごと切り落とし、焼却などの方法で処分するのが 最も有効的な防除方法です。ある程度成長してしまっている段階ですと、その後がさらに大変になります。 初期の段階で排除するために、きちんとしたチェックをする事が肝心と言えます。 アメリカシロヒトリ対策:その2 薬剤による防除 樹木類、サクラ、ブラタナス、など、それぞれによって、使用する薬物は違っています。 これは、それぞれの木の性質に合わせて、防除の為の薬物で、木を枯らしてしまわないためです。 これらは県や特定の期間の指導の中にもありますので、そちらを参考にするとともに、 薬剤の購入に際しては、きちんと内容・使用法の確認を取り、不明な点は事前に調べる事を徹底しましょう。 アメリカシロヒトリの防除を住宅地などで行う場合、周辺の住民の方々へきちんとお知らせをし、 防除に関する十分配慮して行ってください。(風が吹いていない日に実施するのが理想的です。) 植物や生活を守るために、薬剤を使用する訳ですが、きちんとした方法と準備がともなっていないと、 迷惑がかかる場合があります。この点は十分に注意しましょう。 アメリカシロヒトリ対策:薬剤の噴霧器アメリカシロヒトリが大量に発生したときの被害は甚大です。
農業や林業がさかんな地域では、多くの場合、市や県が、使用する薬剤の使用、噴霧器のレンタルなどを実施しています。 もし、アメリカシロヒトリによって被害を被りそうな場合は、まずはこれらの施設に相談する事にしましょう。 知識に乏しい個人が、自己判断で行う対策だと、自家の植物を守る事どころか、近隣住民にまで迷惑をかける事にもなります。 これらの噴霧器などは、それぞれの県や市によって、用意されている台数が違いますから、発生してしまってから、 急いで申し込みにいった場合でも、すぐに借り受ける事はできないかもしれません。 5〜10月の期間に、レンタルが集中するわけですから、事前にきちんと申し込みをしておく事も大切です。 個人レベルであってもアメリカシロヒトリへの配慮をたとえ、林業や農業を営んでいない、一般家庭であったとしても、アメリカシロヒトリ対策への意識は持っておきたいものです。近隣で林業や農業を営んでいる方達が、どんなに厳しく自家の範囲をチェックしていたとしても、他人の家までは不可能です。 全然気にしないでいた家の庭の木々に、アメリカシロヒトリが巣を作っていて、そこから大量発生してしまった、 などという事になれば、近隣住民の方たちに大変申し訳ない事になります。発生が予想される時期においては、 自分の家の庭だからといって、ほったらかしにしておいてはいけません。 アメリカシロヒトリは成長スピードも速いですから、本当に油断がならない害虫です。 自分でも手が届く範囲に巣が作られていたら、すぐにそれらの枝を切り落とし、踏み潰す、焼却する、などの処置をしましょう。 高い木で、自分では届かないと思った場合は、県や市に相談して、駆除に来てもらいましょう。 まずは、居住地域におけるアメリカシロヒトリ対策について、市や県のアメリカシロヒトリに対する対策支援などを、しっかりと確認しておきましょう。 スポンサードリンク |
